暴落時にどう対応したか。

投資日記

今回の「なんとかショック」は、「植田ショック」(個人的な考えとしては、詳細は述べませんがだいぶ違和感があります)ということになるのでしょうか。

先週末(8/2)から今週半ば(8/7の午前中)にかけて、どういう行動を取ったか、その考え方をメモとして残しておきます(売買の詳細に関しては月末に)。


基本的には、以下の取材で述べさせていただいた通りのことをしました。

株価急落、さあどうする? 新NISA投資初心者への助言 - 日本経済新聞
2日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比2216円(5.8%)安の3万5909円となった。新しい少額投資非課税制度(NISA)で最近投資を始めた人にとっては、初めての相場の大きな波乱局面かもしれない。そんなとき、個人投資家はどう行動すればいいのか。今回の下落は、米景気の減速懸念から米国株が急落した流れを受けたも...


あまり多くはキャッシュを持たない方針ということもあり、「売る順番」と「買う順番」を事前に決めておき、ポートフォリオの最適化に向けて「売りながら買う」といったことを行いました。


「売り」に関しては、元々ポートフォリオに「いけす」という形で普段から冗長性を持たせていたこともあり、そちらから資金化を進めました。

結果、先月末時点で20社を保有していたのを16社にまで減らしています。


「買い」に関しては、ほぼ全てが下がるチャンスということで、以下の3つ(本当は4つですが、残りの一つは現時点では伏せておきます)を意識しました。

  • 直近で上昇トレンドに転じていた等、元々欲しかったのに買い逃していた先を買う。
  • 順番として、比較的戻りが早そうな大型株をまずは優先する。
  • 主力を含めた手持ちの中小型株に関しては、極端な安値は果敢に取りにいく。
    (板が瞬間的に蒸発するくらい売られますので)


結果的にはベストな行動が取れたとは全く思っていませんが(やはり冷静沈着、というわけにはなかなかいきません)、準備に沿った対応そのものはある程度できたのではないかと思います。

反省点は、日本株の絶頂期に利確して少しだけプールしておいた資金(そんなに多くはないですが…)を、下落途中に投入してしまったことです。


上に行き過ぎた相場は、下にも行き過ぎる。


このイメージを持って、資金をいったん目に入らないところに隔離しておき、暴落をひたすら待った後、満を持して投入した方が良かったですね。

数年に1回は、暴落が起こるものとして。

今後の暴落時に向けた対応について、考え方をアップデートしておきたいと思います。

相場でも野外でもクマさんに遭わないに越したことはないですが、そうなった時のための備えは必要ですね。
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コメント

  1. むう より:

    「相場でも野外でもクマさんに遭わないに越したことはない」

    名言ですね♪

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