足尾銅山発祥の山、備前楯山~26年4月 わたらせ旅行記その5

旅行

かじかさんを後にし、建物の真ん前の登山口から備前楯山に登ります。

この山は「足尾銅山そのもの」とも言える山で、内部に総延長約1,200kmにも及び坑道が掘られているとのことです。

ジグザグの急登の坂と階段から、舟石林道へ。
このハイキングコースは「関東ふれあいの道」としてよく整備されています。

林道をずっと歩いていくと、やがて正面に備前楯山が見えてきました。

舟石峠です。
ここまでは車で来ることができます。

車の場合は、ここが登山口になります。

ヤマザクラの横から階段を登っていきます。

色鮮やかなミツバツツジ。

舟石峠から15分ほど歩いたところにベンチがあります。
ここを過ぎると本格的な登りです。

きれいなピンク色の花が咲き乱れる様子に、足が止まります。

アカヤシオです。
この山の春の名物でもある可憐な花で、今回はその開花のタイミングに合わせる形で旅程を組んだのです。

鞍部に出て稜線を歩いていくと、群生がありました。
緑が生えそろっていない周りの景色が、花の色を際立たせます。

かじかの方から聞いた話では、前日の強風で花びらがだいぶ散ってしまったとのことでしたが、それでもなかなか見応えがありました。

登りもあともう一息。

最後はアカヤシオのトンネルをくぐる感じで…

備前楯山の頂上に到着。

一段下がると、狭いものの周囲の展望を楽しめるスペースがありました。

山々の案内板は助かります。
ぐるっと見ていきましょう。

社山と半月山の間から、ひょっこりと男体山。
中禅寺湖がその手前に広がっているはずです。

足尾と日光の近さを感じますね。

左側にちょこっと顔を出している向こうの山が、皇海山。

袈裟丸連峰。

北東方面には、煙突のある本山精錬所跡が見えました。
周囲の山々は足尾銅山の煙害により荒れてしまったものの、その後の植林により緑が徐々に回復してきている様子がうかがえました。

歴史の変遷を目で感じられる、足尾ならではの風景。
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