阿弥陀池の周りで少し休憩した後は…

この右奥に向かって登っていきます。

秋田駒ケ岳の本峰となる男岳に向かいます。

ゴツゴツした岩場を登っていくので、手袋があった方がいいですね。

尾根からの眺めが素晴らしいです。
男女岳の麓には、左から右へと歩いてきた木道。

反対側の雄大な眺め。
右に見えるのが女岳(1,512m)、左の丸い火口丘が小岳。
池のある辺りの谷間が、高山植物の大群生が見られる憧れの「ムーミン谷」。
夏季にぜひ訪れてみたいです!

振り返ると、切り立った文字通りの「馬の背」と阿弥陀池が見えました。

男岳の頂上に着きました。

標高は1,623m。

残念ながら雲がかかっていたので、晴れていれば見えるはずの田沢湖や鳥海山はよく見えませんでした。

生々しい女岳からの火砕流の跡。
1970~71年の噴火でできたものらしいです。

それでは来た道を戻ります。

再び阿弥陀池。

池の上を渡る箇所を進み…

今度は男女岳(おなめだけ)に登ります。
男女岳は女目岳とも書き、オナメとは古い言葉で妾の意味だそうです。
Wikiによれば、男岳が妾を持っていたため、本妻の女岳が時々怒って噴火したという伝承のようで。
昔の人のユーモアのセンスにはクスッとさせられます。

延々と階段を上るのですが、途中から振り返る眺めがなかなか良いです。
左側に伸びているのが「旧道コース」。
危険箇所があるようで、今はメインルートではなくなっています。

男女岳の頂上です。
1,637mで、秋田県最高峰。

頂上からの阿弥陀湖の眺め。

正面が女岳で、右側が先ほど登った男岳。
こうして見ると、こちらに向けて奥様の目が光っている気もしてきます(笑)

階段を下って戻ります。
日本百名山ではないのが不思議なくらい、景色が素晴らしいです。


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コメント
天気もよいし、紅葉もすばらしいですねぇ。標高はそんなに高くなくても、東北は紅葉が早いのかな。
池とか岩がゴロゴロしている感じとか山上の鳥居とか、乗鞍岳をちょっと連想しました。
東北の山は紅葉が早くて、うっかりしているとシーズンが過ぎてしまったりします。
確かにここの雰囲気は乗鞍岳にちょっと似ていますね。