私にとっての株主総会シーズンの皮切りは、味の素さん。
三年連続、三回目になります。
今回の目的はただ一つ、多くの方も関心があるであろう「アノ件」について質問することです。

株主総会
2026年6月19日(金)午前10時
東京都千代田区丸の内一丁目1番1号
パレスホテル東京 2階「葵」
お土産 無し
今回はコーヒーの試飲スペース等はありませんでした。
500席ほど用意され、出席者数は300名強といったところでしょうか。
半導体関連としての注目が高まったためか、昨年より多い印象です。
議長は中村社長。
冒頭の挨拶は手話でスタート。
プロンプターが用意されていましたが、この後のお話しぶりからは場に慣れられた印象を受けました。
監査報告は、引頭監査委員会委員長より簡潔に。
報告事項のうち事業報告の概要については、映像とナレーションにて。
その後、中村社長より、「企業価値向上に向けた取組み」として決算説明会のプレゼンテーション資料+αのお話がありました。
これらは後日、プレゼンテーション資料としてホームページにアップされることと思いますので、内容は割愛します。
(10:21)
議案は以下の通りです。
- 剰余金の処分の件
- 定款一部変更の件(執行役の任期を、事業年度の末日までとする)
- 取締役10名選任の件(社外1/2超、女性1/3超、外国籍1名)
(10:25)
質疑応答(1)
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
中村社長が一旦受け、内容に応じて管掌の役員にバトンタッチするスタイルでした。
まず、インターネットで受付した事前質問のうち、特に関心の高かった事項に関しての説明がありました。
【事前質問1】
冷凍食品の事業戦略について
⇒
世界的に冷凍食品の需要は拡大しており、海外を中心に大きな成長機会が見込まれている。
当社の冷凍食品事業については、国内でも日頃から大変ご愛顧いただいているが、既に海外の売上比率は高く、中でも米国における餃子・チャーハン等、日本やアジアのメニューを中心に高い成長を続けている。
新たに展開を強化しているASEAN・ラテンアメリカ等でも大きな成長が見込まれ、事業全体として今後の当社の成長ドライバーとして貢献できるものと考えている。
2025年度も関税や北米におけるリコール等、一時的なトラブルの影響があり収益率が悪化したが、当社独自技術を用いたおいしさの向上による付加価値製品の強化、生産品質の改善による収益力の向上、また成長カテゴリーへの集中等を通して、事業の成長と収益性の改善を同時に進め、当社グループの売上・利益にしっかり貢献できる事業として強化していく。
また、当社の冷凍食品、特に餃子は、生活者が味の素ブランドとの接点を持つきっかけになり、日々の食事を通してお客様に感動や喜びをお届けできる、重要な事業と考えている。
【事前質問2】
障がい者雇用について
⇒
当社の障がい者雇用率は、2025年6月1日時点で1.8%。
国内主要子会社を含む障害者雇用率は2.83%。
障がいごとの雇用率については、障がいの内容の開示を望んでいない方も多いため、開示を控えさせていただく。
法定雇用率2.7%への対応としては、2028年度の法定雇用率の達成のため、2026年度及び2027年度の新卒およびキャリア採用を積極的に行っていく。
障がいのある従業員の管理職登用等についても、当社は障がいの有無にかかわらず、キャリア支援・強化・登用を行っており、管理職を担う人材もいる。
なおこれについては、本人の意向を尊重した上で業務上合理的な配慮を行っている。
【事前質問3】
女性の社内取締役について
⇒
構成員数、社内出身者と社内出身者の割合、執行役兼任者の割合、個々の経験、能力、見識、国際性、ジェンダー、人種、民族、国籍、出身国、文化的背景等の多様性を考慮して、独立の立場から客観的に業務執行を監督することができる独立社外取締役、最高経営責任者を含む執行役を兼任する社内取締役、及び常勤監査委員である社内取締役により取締役会を構成することを基本方針としている。
女性の社内取締役登用についても、指名委員会においてサクセッションプランの中で議論をしている。
男女問わず適任者を登用するのが基本方針だが、引き続き指名委員会において女性の社内取締役登用を検討していく。
なお、将来の女性社内取締役候補である女性管理職を増やすことも重要な経営課題の1つ。
当社は、2030年、女性管理職の割合30%を目標として、AjiPanna Academy(アジパンナ・アカデミー)にて管理職への挑戦を促す研修やメンタリングを2020年から継続実施し、母集団形成の強化によって、2025年度の当社女性管理職比率は16%となっている。
【事前質問4】
電子材料事業の情報開示・発信について
⇒
ABF=味の素ビルドアップフィルムをはじめとする電子材料事業に関する業績や、直近の動向、今後の見通しについては、現在、「ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)」として、決算関連資料等において開示をしている。
また、より分かりやすい情報発信にも積極的に取り組んでおり、一例として、6月30日に群馬新工場のバーチャル見学会及びABF事業説明会をオンライン形式で実施し、機関投資家向けに、事業内容や戦略等をご説明する。
当日の資料や動画は当社ウェブサイトにも掲載し、個人投資家の皆さまも含めて広くご覧いただける形で情報開示をしていく。
→ これは楽しみです。
(続く)
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