今回初参加になります。
参加時点では既に売却済ではあったのですが、私は目下、フライチャンズビジネスへの関心を高めており、その面では日本を代表する企業として勉強になるようなお話も聞けるのではないかという期待から参加させていただきました。

株主総会
2026年5月27日(水)午前10時
東京都千代田区二番町8番地8
当社本店 会議室
お土産 無し
本社での開催となり、大会議室に通されました。
席数は1,100くらいありほぼ満席で、第二会場も用意されていました。
檀上の役員も30名を超えており、流石のスケール感です。
参加者の属性として印象に残ったのは、スーツを着ていらしゃる方、加盟店オーナーさんと見られる方など、現役感バリバリの方々が他の企業と比べて多かったことです。
議長は創業家の一員でもある、穏やかな雰囲気の伊藤順郎会長。
今回が初の総会となるのか、少しだけ緊張されていたように私には見えました。
まずは開会に先立ち、鈴木敏文名誉顧問の5/18付の逝去を受けたお悔やみの言葉がありました。
(これが複数の質疑応答における、伏線となりました)
その後議事進行となりますが、冒頭で「本総会における使用言語は日本語とさせていただきます」というくだりがあったのは珍しく感じました。
監査報告は、石井常勤監査役より簡潔に。
事業報告は、映像とナレーションにて。
ここは既知の情報でありながら、ホールディングス本社及び事業会社ごとの現況、人的資本の取り組み、コーポレートガバナンス、株主還元(SEIのIPO延期も方針不変)に至るまで丁寧に説明していたため、やや冗長に感じられました。
(10:27)
ここで前期(2026/2期)より代表取締役社長となった、スティーブン・ヘイズ・デイカス氏からのご挨拶がありました(以下、通訳より)。
デイカス社長のご挨拶
皆様ご承知の通り、先週、当社名誉顧問の鈴木さんが逝去された。
本日、私たちが働くこの業界を築き上げてくださったのは、鈴木さんであり、7&I、そしてまさにコンビニ業界全体が彼に大変感謝の念を抱いている。
今、CEOとしてこの会社のために力を尽くすことができることを大変嬉しく思う。
この会社とは、10代の頃、カリフォルニアにある父の7-Elevenで働いていた時から関わりがあった。
ご存知の方もいるかもしれないが、私の母は日本人で、日本とアメリカ両方にルーツを持つ人間として、この象徴的な7-Elevenブランドを率いて次なる成長へと導き、その魅力を世界の多くの人に発信する機会を頂けたことは大変光栄なことであり、心から感謝している。
また、素晴らしい従業員、起業家精神あふれる加盟店オーナーの皆様、大切な取引先パートナーの皆様、株主の皆様のご支援に深く感謝申し上げる。
しかしながら、ここ数年、当社の業績がステークホルダーの皆様のご期待に添えていないことを痛感している。
経営陣一同このことはしっかり認識しており、この状況を変え、全ての方々に持続的に優れた価値を提供しく責任を、私自身強く感じている。
まず認識しなければならないのが、小売業を取り巻く環境、お客様のニーズ、そして購買行動が過去20年で大きく変化し、新型コロナ禍以降、その変化がさらに加速していることだ。
ただ、世界が変化していた中で、当社は変化していなかった。
この現状を踏まえ、当社はコア事業である日本と北米事業の根本的な変革に着手した。
事業のあらゆる側面を見直し、難しい決断を行い、既成概念にとらわれずに改革を進めていく。
変革をもたらす真のメリットが全てのステークホルダーの皆様に明らかになるまでには、しばらく時間がかかるだろう。
とはいえ、すでに目に見える成果が現れ始めている。
当社は売上の勢いを取り戻しつつあり、昨年度は過去最高の利益と1株当たり利益を達成した。
そしてこの流れはさらに加速している。
全ての基礎であり、私そして伊藤会長にとっての重要課題であるのが、社員一人一人と私たちが共有する企業文化。
当社は創業当初からの理念である、信頼、誠実、そして変化に積極的に対応するその姿勢に立ち返ることを目指している。
サーバントリーダーシップの文化を社内に根付かせ、社員一人一人が権限を与えられ、迅速かつ規律正しく、そして自律的に行動できる環境を構築していく必要がある。
道のりはまだ長いかもしれないが、着実に前進している。
計画を推し進めることで、その効果は業績に反映されていく。
私たちは向こう5年間で、EPSを2倍以上に伸ばすことを目標としている。
発表済の自己株式取得プログラムと累進配当政策を組み合わせることで、株主の皆様のトータルリターンが1株当たり利益の平均成長率を大きく上回ると確信している。
これまでの私たちの旅を共に歩んで下さり、ありがとうございます。
そして全てのお客様に優れた価値を提供する、より良い、より強い7&Iを築き上げるための皆様の継続的なご支援に感謝する。
→ デイカス社長個人のお人柄がにじみ出ていて良かったです。人として応援したくなるようなメッセージで、建て直しを図る上でいい方が社長として選ばれたなと思いました。
(10:36)
決議事項
以下の通りです。
- 剰余金の処分の件
- 資本準備金減少の件(資本準備金をその他資本剰余金へ振り替え)
- 定款一部変更の件
- 取締役13名選任の件
- 監査役3名選任の件
- 取締役の報酬額改定の件
- 取締役(社外取締役を除く。)に対する株式報酬の一部改定の件
- 社外取締役に対する株式報酬制度導入の件
なお、第6号議案から第8号議案までの説明の前に、その背景について詳しく説明がなされていました。
特に強調されていたのは、「一般的に報酬制度の見直しというと、経営者が自分たちの報酬を上げようとしているととらえられる方もいらっしゃるかもしれないが、今回の見直しはそのようなことを意図したものではない」ということです。
(10:48)
(続く)
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