本日の東証は早くもロマンティック浮かれモードの様相となりそうな勢いですが、あの引けにかけて下げを加速していった8/5のことは、記憶にしっかりと留めておくべきでしょう。
同日私が取った行動は8/9の記事で書かせていただいた通りですが、当時の心境についてもメモを残しておきたいと思います。
人間は忘れっぽいものですから、今後のために記録として残しておくことも大事ですね。
まず頭にあったのは、「このショックって、まだ名前がついていないよね?」ということです。
「植田ショック」という言葉もチラホラ出始めてはいたのですが、それで統一されてはいなかった印象です。
タイミングとしては米雇用統計後でもあり、中東情勢も含めて諸々ネガティブな事象が重なっての、「複合要因による恐怖の増幅」であると、あの時点では感じておりました。
(「円キャリートレードの巻き戻し」であるとは、あの最中では意識できませんでした。)
その一方で、「はたして実体経済に与える影響はどれほどのものか??」ということも頭にありましたので、フリーズせずに行動に移せたということです。
それにしても、引け間際の投げには唖然としました。
私個人は、恐怖を感じたというよりは、唖然、少し間を置いて笑えてくるような感覚でした。
同時に「すごろく」のイメージも思い起こしていました。
盛大に「〇歩戻る」を食らってしまったなぁと…
ただ現物オンリーでやっていたこともあり、「『振り出しに戻る』ではないな!」と気を取り直しました。
「すごろく」を続けている限り、前には進めるはずで、どの程度時間がかかるかは分からないものの、自分なりに高い価値を実感できる企業群を保有していたこともあり、少なくとも元いた位置には戻ることはできるだろうと。
幸い急速な戻りがあって、先週は週内で「8/5」を無かったことにできたのですが、集団ヒステリーの威力を体感した週となりました。
この経験は今後に活かさなければいけませんね。
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