技研製作所株主総会2020(4)(★★★★★)社長交代~20年11月 技研製作所総会旅行記その16

株主総会・説明会

決議の後、新任及び退任の役員の方々からの挨拶がありました。
続いて北村さんから森部さんへの社長交代のアナウンスがあり、お二人それぞれからのお言葉がありました。

社長交代

北村社長(現会長)より

代表を務めて54年になる。
四国建設センターに8年勤め、高度成長期に機械化が進むさまをそこで経験させていただいた。
そして26歳の時、事業を杭打ち機に絞って独立した。
ゼロからのスタートで、とにかくキレイにし環境整備に努めた結果、これまで死亡事故を1件も起こさずやって来れた。
これは奇跡中の奇跡だ。

公害問題の第一は建設であり、その事起こしが杭打ち。
大きなエネルギーを使うので、音、振動、煙、油が伴う。
公害の出る機械を作っていたのが大手。

「よし、それなら俺が作ってやろう」と無謀にも考えた。
腹案ー圧入の原案はあったのでパートナーを探していたところ、(高知のエジソンと言われた)垣内保夫さんに出会った。
今あるのは垣内さんのお陰。
二つ返事で「面白い、やってみよう」と言っていただけたのが始まりで、2年という短い歳月でサイレントパイラーの原理が完成した。

「圧入」という業界を作ったのが私の誇り。
今は大手ゼネコンを含め、みんなが使ってくれている。
改良・改善を重ねる中で、工業界へも貢献できたと思う。
全国圧入協会の会員は200を超え、圧入の学会も創設し、いまや世界中に広がっている。
実績・功績を残すことができた。

創業経営者は承継が一番難しい。
私は最初から能力ある者が継ぐべきだと考えていた。
親族は入れていない。
みんなが安心できる人に、平和に引き継ぐことが大事。
森部副社長とは絶大なる信頼を持って一緒にやってきたので、すんなりと引き継ぐことができる。
本当に良かったと思う。

森部副社長(現社長)より

過分なお言葉をいただき、大変恐縮している。
偉大な発明者であり、秀でた手腕を持つ経営者の後を継ぐのは身の引き締まる思い。
目に見える形で成長させていく。
引き続き「インプラント工法で世界の建設を変える」を経営目標として頑張って参る所存。

所感

地方の雄と言える企業の歴史の節目に立ち会えたことを、大変ありがたく思います。
創業経営者の存在感はもちろんのこと、役員や株主も含めた会場全体の一体感も素晴らしかったです。
評価は文句なしの★★★★★ですね。

次回はお待ちかね(?)、本社施設見学です。
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コメント

  1. 伏見の光 より:

    このコンテンツはなかなか楽しく読ませてもらいました。
    地方銘柄の良さが如実に反映されているように思います。
    いいコンテンツですね。

    日経マネーの連載内容のブラッシュアップ的な内容を基本として
    いずれ、日経で以下のような感じで書籍にまとめられてはどうでしょう。

    ・日本株ファンダメンタルズ分析
    ・個別銘柄事例
    ・FIRE
    ・株主総会 探訪旅行記

    出版されたら図書館にリクエストして買ってもらいますので(自分で買えよっ!)。

    株主総会は2471エスプールにぜひ行ってほしいです。
    こちら、地元企業は行ってみようかと思ってますが、東京出張までは現状では考えておりませんので。

    • 6_suke 6_suke より:

      通しで読んでいただき、ありがとうございます。

      書籍の件、貴重なご意見をいただきました。
      そのような機会をいただけるとしたら、大いに参考にさせていただきます。

      エスプールは他と日程が重ならないでしょうから、参加しようと思っています。

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