eBASE株主総会2019(2)(★★★★☆)~19年6月大阪eBASE総会旅行記その3

株主総会・説明会

続きまして、午後2時から50分程の決算説明会です。
人数は半分近くに減っていましたが、内容は非常に濃く、ここで帰るのはもったいないなと感じました。

ただ机が無かったのは残念です。
メモを取るのにやや苦労しました。

決算説明会

資料についてはIR情報にアップされていたので、以下リンクからご覧ください。

決算説明会資料 - IRリリース - IR情報 - eBASE株式会社

決算説明会とは銘打っているものの、業績及び直近5期財務ハイライトの部分は、堅実そのもので特にコメントすべきトピックも無く、軽く流す感じ。

むしろビジネスモデルの説明に多くの時間を割いていました。毎年そうなのでしょうね。

一つ一つ説明していくのは手間ですので、興味のある方は以下のバリュートレンドさんの動画を見ていただければと思います。
(長いですが、当社を理解するのはこれが一番です。)

社長インタビュー eBASE  常包浩司社長! 2019年1月9日

説明の中で印象に残った点をいくつか。

デファクトスタンダード化に向けての方策

食品業界向けの「FOODSeBASE」について言うと、採用企業約21,800社のうち、有償のサービスを契約しているのは約300社のみで、あとは無償とのこと。

そのカラクリは以下の通りです。

「仕入先からの商品情報収集」「得意先への商品情報提供」ができるように無償で環境を提供し、まず業界内での商品データプールを作り上げてしまう。

一方で、基幹システム(販売管理、受発注システム、物流システム)・印刷メディア・プリントメディア・Webメディア等への連動を求める業者等、企業やニーズに応じて有償版のアップグレード販売に繋げていく。

有償でも最高でイオンの5万円/月と非常に安価なものに留め、料金面で参入障壁(他社が新たに入ろうとしても、割に合わない状態)を構築してしまう。

そのために業界内の商品情報(ビッグデータ)を他社が集める前に「そーっと押さえる」と語られていたのは、とても印象的でした。
上の動画でもコメントがありましたが、まるで「忍者」のようですね。

昨年の資料との違い

決算説明会資料を昨年のものと比較してみると、

  1. 「業界別売上推移」の内訳が変わった
  2. 「商材えびすとドラッグストア攻略」のページが新たに挿入された

の2点に大きな違いがあります。

1に関しては、「GOODS」「FOODS」といった区分けから、「住宅業界」「日雑業界」「食品業界」という業界名の表示に変わっています。
今まさに「住宅」「日雑」で結果が出始めていることのアピールですね。

2に関しては、前期~今期のトピックとして説明がありました。
「DRUGeBASE」は昨年度前半は0だったのが、昨年度後半で4社、今期に入り4社と契約に至ったとのことで、大手ドラッグストアにスピーディーに浸透していっています。
これが今期からは業績に寄与してくるということでしょう。

商品データベースとして「食材えびす」「日雑えびす」「OTCえびす」「調剤えびす」を取り込めるのは、多様な商材を取り扱うドラッグストアにとっては、人力に頼る部分を減らすことができて非常に大きいですね。

食品業界以外の成長ドライバーが複数あり、今後の業容拡大に期待が持てることを再確認致しました。
特に「住宅」(建材)は業界内で膨大な部材が使われておりますので、ハマれば面白そうです。

ここで私が思ったのは、「eBASE」が有効なのは「卸」が流通の中で存在感を持つ業界なのだろうということです。

商材が多岐にわたり、卸売業が中堅中小の小売業に対してロジスティクスを含めた高度な機能を提供している業界においては、流通経路も多段階で複雑になります。
交換される商品情報の量も当然多くなることから、そこに「商品情報交換の全体最適化」が受け入れられる素地があるということでしょう。

eBASEが日本で誕生したのは、「卸」が力を持つ国ならではという事情が大きいのだと思います。
同時に、この仕組みを海外にそのまま持って行っても、ワークさせるのは難しい気もしました。

長くなってしまいましたので、質疑応答・まとめについては次回にします。

(続く)

総会の記録をまとめるのが、こんなに大変だとは。。もう少し頑張ります。
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